以前、こちらの記事で「Excelの関数・テンプレート化」の発想をChatGPTのプロンプト作成に転用する考え方を紹介しました。
型ができると、次に気になるのは「実際にどこで、どうやって案件につなげるか」という部分だと思います。今回はその一歩先の実践フェーズとして、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を使ったAIライティング副業の始め方を整理します。

型は作ってみたんですが、正直そこから先が全然イメージできていなくて。

案件を探す場所と応募の仕方さえ押さえれば、始めるハードル自体はそこまで高くないですよ。
【結論】
- クラウドワークスに登録する
- プロフィールを作成する(本業の経験を反映させる)
- 提案文をテンプレート化する
- 小さな案件から実績を積む
収入を保証するものではなく、あくまで始め方の一例として紹介します。実際の受注状況や単価は案件・個人のスキルによって差があります。
そもそも自分にAIライティング副業が向いているかどうか迷う場合は、時間・スキル・リスク許容度という3つの軸で考える方法を以前紹介しました。判断材料として参考にしてみてください。
なぜクラウドワークスなのか(会社員が始めやすい理由)
クラウドワークスを選ぶ理由は主に3つあります。
- 掲載されている案件数が多く、AIライティング関連のカテゴリも一定数見つかる
- 未経験者でも応募できるタスク形式・プロジェクト形式の案件が一定数存在する
- 会員登録・利用に初期費用がほぼかからない
案件数が多いこと自体が受注のしやすさを保証するわけではありません。競争率の高い案件もあれば、応募してもなかなか採用されない案件もあります。それでも、初めてクラウドソーシングに触れる会社員にとって、選択肢の幅が広いサービスであることは事実です。
登録からプロフィール作成までの流れ
手順としてはシンプルです。
- 公式サイトからアカウントを登録する(メールアドレス・基本情報の入力)
- 本人確認の手続きを行う(報酬受け取りに必要)
- プロフィールを記入する
このうち、意外と差がつくのがプロフィールの中身です。本業でExcelや資料作成、議事録作成といった事務作業に携わっている場合、その経験は「文章を整理してわかりやすくまとめるスキル」としてプロフィールに書き込めます。AIライティングの実務経験がなくても、本業で培った文章・資料作成の経験を具体的に書いておくと、発注者側の印象は変わってきます。
AIライティング案件の探し方
クラウドワークスの案件には、大きく分けて「タスク形式」と「プロジェクト形式」があります。
- タスク形式:短時間で完了する単発の作業。採用・不採用の判断も早い
- プロジェクト形式:発注者とやり取りしながら進める案件。継続的な依頼につながることもある
検索するときは、「記事作成」「ライティング」「AI」「ChatGPT」などのキーワードを組み合わせると見つけやすくなります。単価は案件によって幅があり、1文字1円に満たない案件から、専門知識が求められる高単価案件まで差があります。最初から高単価を狙うより、まずは実績を作ることを優先した方が次の案件につながりやすい、というのが筆者の実感です(あくまで持論です)。
提案文(応募文)にも「型」の発想を使う
冒頭で紹介したExcelの「関数・テンプレート化」という発想は、提案文にも応用できます。毎回イチから書くのではなく、基本となる型を1つ作っておき、案件ごとに必要な部分だけ書き換える発想です。

提案文って、案件ごとに全部書き直さないといけないと思ってました。

基本の型を1つ作っておけば、案件に合わせて一部を差し替えるだけで済みますよ。骨組みは、自己紹介・実績や経験・案件への意欲の3つで十分です。
提案文の型に入れておきたい要素は次の通りです。
- 簡単な自己紹介(本業の経験も含めて)
- 案件に関連する経験・強み
- 案件内容への理解を示す一言
- 対応できる納期・稼働時間の目安
型を作っておけば、応募のたびにゼロから文章を考える手間が省けます。案件ごとに変えるのは、案件名への言及や強みの部分だけで構いません。これにより、応募のハードルも下がります。
受注後の作業フロー
受注が決まった後の基本的な流れは次の通りです。
- ChatGPTで下書きを作成する
- 誤字脱字や事実関係を自分で確認する(ファクトチェック)
- 必要に応じて文章を調整し、納品する
AI活用をクライアントに開示するかどうかは、案件ごとに対応が分かれます。案件の募集要項に「AI利用可・不可」の記載がある場合はそれに従い、記載がない場合は事前にクライアントへ確認しておくと、後々のトラブルを避けやすくなります。
注意点
収入が増えてきたら押さえておきたい税務
収入が増えてきたら、確定申告の要否や経費の考え方も押さえておく必要が出てきます。副業の所得が一定額を超えると確定申告が必要になる「20万円ルール」は、こちらの記事にまとめました。
年末調整だけで済むのか、確定申告が別途必要になるのかという違いは、こちらの記事で整理しています。
経費の家事按分や帳簿の付け方など、副業ならではの実務は、こちらの記事で扱っています。
【まとめ】
まずは1件、小さな案件に応募してみることから始めてみてください。実績はゼロからでも、小さな案件を1つ受注できれば、次の提案文にも活かせる材料になります。プロフィールと提案文の型さえ整えておけば、あとは実際に手を動かしながら調整していくだけです。

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